1億5千万を返済するため、男は8千人に殴られた

タイトル 「殴られ屋」

晴留屋 明 (著)
古川書房

殴られ屋 (幻冬舎アウトロー文庫)




東京に突如、「殴られ屋」なる者が現れてメディアに取り上げられた時期があった。その人物こそこの本の著者、晴留屋 明だ。


プロボクサーを引退後、会社を経営していたが、諸々の理由で経営が悪化。


借金を背負うことになり、昼は工事を受け持ち、それが終わると「殴られ屋」として夜の街に立った。

本書を読む限り、もともと人を無条件に信じてしまうようで、それが原因で会社型か向いた面もあったらしく、よそ様に自分を滅ぼすほど奉仕して、その結果が殴られ屋というのは本当にやるせない。


しかし、どんな状況に陥っても決して諦めずに打破しようという気概には天晴の一言だ。


なんの偶然か、私が職場で割と大きなドジを踏んでしまった直後にこの本に出会って、失敗の規模も、それでも何とかなると思っている楽観さもケタ違いにスケールの大きいこの人に比べたら、まだまだ私の失敗も小さなものだし、こんな事でヘコんでるのもしょうもないなと少し開き直ることができた。


リングネームの晴留屋 明は伊達じゃない。


ただ殴られ屋をしている期間に何回か舞い込んできたおいしい話を無下にしてしまった晴留屋さんの勝負弱さには何とかならなかったのかと少し歯がゆかった。内容によってはすぐに借金を返済できそうなものだっただけに、もったいない。


ちなみにこの本は2000年に出版されたもので、2017年に晴留屋さんがどうしているのかは、少し調べてみたけど、よく分からなかった。
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テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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くりーぴーホワイト

Author:くりーぴーホワイト
外資系企業に就職したものの、上司の英語が全く理解できないため、英語吹き替えアニメで英語学習する方法を発案して実行中。読書メモも兼ねてなるべく頻繁に更新するよう努めている今日この頃。

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