FGO柳生宗矩が使う宝具の元ネタ本

剣禅一如―沢庵和尚の教え



タイトル: 「剣禅一如」

著者: 結城令聞
出版: 大東出版社


fate/ Grand Orderに登場するセイバー「柳生但馬守宗矩」の剣道の思想について書かれた本です。


柳生但馬守の宝具の演出がメチャメチャかっこよくて、ガチャ60回まわしてでも柳生欲しいと勇んで見事に爆死した私ですが、彼のコンセプト自体はこうして本からもらう事が出来たので良しとします。(負け惜しみ)


タイトルから察して「きのこはコレをパクッたんじゃないか?」と思いましたが、「剣禅一如」や「剣術無双」はどうやら昔から言われていたようです。




柳生宗矩は柳生新陰流を世に知らしめた江戸時代の武士であり、あの徳川家光に指南したほどの剣の達人です。彼の著書「兵法家伝書」は宮物武蔵の「五輪書」と双璧をなすと評されています。


そんな柳生宗矩の剣の思想の根底にあるものは沢庵和尚からの教えです。


古来より日本の伝統的な武芸、芸能などには仏教の教えが隠れていると言われています。柳生宗矩は剣の道もその例外ではないと考え、唯識の思想を己が剣に反映させるように努めてきました。


その果てに行き着いた境地がタイトルにもある「剣禅一如」です。


柳生宗矩は自分の剣を極めることで物理的な最強を目指すのではなく、禅の本質である「無念無想」の心を敵対する相手にも反映させることで敵対心やこだわりを「殺し」、相手を「活かす」剣を良しとしました。


この剣の道を極めることで相手を「活かす」も「殺す」自分次第であるとして、自身は戦わずして勝ち、自分と敵対する者がいないならばおのずと太平の世、すなわち天下をとることも難しくないということを語っています。


宮本武蔵も柳生宗矩と似たような境地に達していたようで、晩年には「無刀」の精神に行き着いていたようです。


ところで仏教の「禅」という行ないはなかなか興味深く、座禅しながら瞑想することを我々はイメージしがちですが、それは「静中の静」という位置づけができ、一方では「動中の静」というものがあるようです。


それが茶道や詩、あるいは剣道を通じて動きながら唯識の思想を掴んでゆく行いということですが、コレは私たちの生活の中にも取り入れることができるのではないかと最近思うようになりました。


ウォーキングやコーヒータイム、掃除など単調なルーティンであってもストレスや雑念が取り除かれ、心が落ち着くのではないかと思います。


あぁ星5のアサシンが欲しい!!!



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テーマ : こんな本を読んだ
ジャンル : 本・雑誌

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くりーぴーホワイト

Author:くりーぴーホワイト
外資系企業に就職したものの、上司の英語が全く理解できないため、英語吹き替えアニメで英語学習する方法を発案して実行中。読書メモも兼ねてなるべく頻繁に更新するよう努めている今日この頃。

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