「働かない」を提案する三冊

タイトル 「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」
岡田斗司夫 (著)
PHP新書

僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない 電子版




タイトル 「99%の会社はいらない」
堀江貴文 (著)
ベスト新書

99%の会社はいらない (ベスト新書)





タイトル 「私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。」
高城 剛 (著)
マガジンハウス

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明



学校を卒業したら金を稼ぐために会社に就職して、週に最低40時間、決まった時間に出勤、会議、いつ終わるか分からない残業、そして帰宅。翌日も同じパターン…


それを「ダサい」と考える人たちの本を発見しました。


それがガイナックスを設立した岡田斗司夫、実業家でおなじみ堀江貴文、自称住所不定で職業不明の高城剛です。


岡田氏は従来の働き方に変わる労働形態としてたくさんの職業(のようなもの)を掛け持ちして、常に流動する社会に対応できる「百姓スタイル」でやっていこうというもの。何十個も軽くて好きな仕事を掛け持ちして、社会の変化でいくつかダメになっても他の仕事で対応するというスタイル。そしてその仕事を通して人と仲よくなってお金以外の恩恵をメインに交換し合おうという考え方です。


堀江氏はこれからの仕事はロボットがやってくれるから人間は仕事から解放されて、遊ぶ時間が増える。そしてロボットにはできない遊ぶという行為が仕事になると考えています。その兆候はすでにでていて、タイのウェイクパークや福岡で開催された人狼・ザライブプレイングシアターなどを紹介しています。


高城氏はクリエイティブな仕事をする条件として俗にお金や情報などにまみれない事を挙げており、その結果東京の自宅にある資産の9割を処分したとか。そして自分をアップロードさせてアイデア力を向上されるために海外での活動の比重を大幅に上げたとのこと。そして新しいことをクリエイトするという行為を実施した挙句、結果的に色々な仕事をされて、住所不定、職業不明と自称しているんですね。


三人の言っていることはまちまちですが、彼らが執筆した本に書かれていることの共通点は、このご時世なんの保証もしてくれない会社や社会に縛られて、自分の時間を制限されてやりたいことを我慢して生活するというのは時代遅れになり、これからの時代は遊ぶことががメインになって、働くにしても自分の好きなことをして働く時代にシフトするということだと思います。


高度経済成長期のように働けば働くほど給料に反映されるわけでもなく、退職金や年金で老後が保障されるご時世でもなく、挙句の果てに大企業が倒産したりロボットに仕事を奪われたり散々な現代で、かれらは「じゃあ発送を転換させて、いっそのこと働かなきゃいいじゃない」と開き直りました(笑)


ただ、言うまでもなく三人はこの本を出版する前も後もおそらく身を粉にして働いているので、本当にそう思っているのかと疑いたくもなるのも否めません(笑)


実際に堀江氏は仕事を遊びと思っているので私たちが言う労働時間は普通の正社員と比べて多いと自身で言及しています。


しかし逆に言うと、そこまで働いたからこそ、そう思うようになったとも取れるかもしれません。


また、自分で完全に好きなように時間、内容をカスタマイズした仕事ならば、確かに遊びに入るのかもしれません。そう考えると「就職しなくていい」「会社はいらない」「職業不明」も説明がつきます。


僕の場合もアニメ鑑賞と読書とサイクリングが仕事になったら、それは遊びになりますね。


「でもそんなことしてたら金が稼げないから生きていけないじゃん」という質問には今日の技術のまざましい進歩や、物にあふれかえっている現状を鑑みて、おのおの楽観的な考えのようです。


三人の言わんとしていることは分かりましたが、ただその遊びをどうやって食いぶちに変えるのかという工夫が必要でしょう。そしてそこが一番の難関でしょう。


しかし、三人はその部分を克服できたから周りがすごいと言うのでしょうね。


ちょっと憧れなくもないけど、やる勇気が出ない。


石の上にも三年ならぬ最低でも三年は新卒で入った会社で頑張りなさい、みたいな風潮の現在。三年たってから実践してみよう、なんて思っていざ三年たってみると、そのころにはもう社会にすっかり毒されているんでしょうね。
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テーマ : 働き方
ジャンル : 就職・お仕事

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くりーぴーホワイト

Author:くりーぴーホワイト
外資系企業に就職したものの、上司の英語が全く理解できないため、英語吹き替えアニメで英語学習する方法を発案して実行中。読書メモも兼ねてなるべく頻繁に更新するよう努めている今日この頃。

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