パレードの法則:原因の20%が結果の80%を形作る法則

新装版 楽して幸福を手に入れる 80対20の法則 生活実践編




タイトル 「新装版 楽して幸福を手に入れる80対20の法則」

リチャードコッチ(著)
高遠裕子(訳)
阪急コミュニケーションズ



リチャード・コッチのロングセラー作品「人生を変える80対20の法則」の生活実践版です。


子飼弾氏が書かれた「空気を読むな、本を読め」に、二時間ほど働けばあとは遊ぶべきだという主張の根拠を80対20の法則に依拠していたことに興味をもって、この本を手に取りました。



478160238X空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)
小飼 弾
イースト・プレス 2009-10-22

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本書の趣旨は、タイトルにもあるように「原因の20%が結果の80%を占めている」という経験則が色々なところに見られることを鑑みて、それを生活の中から見つけ出し、実用面に活かそうというものです。

80対20というのは正式には「パレードの法則」と呼ばれ、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則で、全体を構成しているものの一部がその大部分に影響をしているという法則です。


かれは経済面にこの法則を見出しましたが、実際には経済面以外にも、自然現象や社会現象においても些細な原因が結果の大部分をしめているらしいです。


簡単な例を挙げますと、


・五人でポーカーをすると、そのうちの一人、つまり20%が掛け金の80%を獲得して終わることが多い。
・戦企業では、顧客の20%が利益の80%を賄っている。
・20パーセントをはるかに下回る戦争で、死傷者の80%が生み出されている。
・世界の人口の20パーセントノ20パーセントに満たない国が、金属の75%、木材の75%を消費している。




など色々あります。


上記の例はほんの一部ですが、これだけでも、原因と結果にはバラつきがあるという事がお分かりいただけるのではないでしょうか。


ちなみに彼は、原因と結果にはバラつきがあるということを強調しており、必ずしも80対20の数字に依拠するものではないとのことです。


本社が言わんとしていることは、行動の20%が結果の80%を占めているという経験則から、それを利用してその20パーセントだけを集中して効率よく仕事や目標を果たそうというもので、なかには貯蓄や投資についての言及もあり、私たちでも比較的達成しやすい内容なのではないかなと思いました。


ただ、複利についての知識をイマイチ持ち合わせていない私にとっては、もう少しその辺の説明を増やしてほしかったと言うのが本音です(笑)


あとよく考えたら、子飼弾氏は「人間は2割で仕事をして残りは遊べ」と言われましたが、一日の労働時間を8時間と考えて、それを週5でこなすとすれば40時間、一週間は168時間なので、じつは我々はすでに二割以下しか働いていないという事になります。


もし彼の「2割にする」という対象が8時間の方だったら、それはそれで納得できますが、既存の生活にかなりの改善を強いる必要がありますね。


そういった糸口を見つけるために、彼の本のタイトルにもあるように沢山本を手広く読んで、自分の世界を広げる必要があるのかもしれないですね。


下世話な話ですが、彼の「80対20の法則シリーズ」が、彼の生涯賃金の80%を占めているのかなと思います。



まんがでわかる 人生を変える80対20の法則まんがでわかる 人生を変える80対20の法則
リチャード・コッチ 阪口ナオミ

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くりーぴーホワイト

Author:くりーぴーホワイト
外資系企業に就職したものの、上司の英語が全く理解できないため、英語吹き替えアニメで英語学習する方法を発案して実行中。読書メモも兼ねてなるべく頻繁に更新するよう努めている今日この頃。

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