ジャンヌ・ダルク、百年戦争を終わらせた乙女

ジャンヌ・ダルク (中公文庫)



タイトル 「ジャンヌ・ダルク」

ジュール・ミシュレ(著)
森井 真 (訳)
田代 葆 (訳)


Fate/ Grand Orderのジャンヌ・ダルクにゾッコンでつい買ってしまいました。(まだ召喚できてませんけど)


今までジャンヌ・ダルクについて知ろうと思う事がありませんでしたので、いい機会だったと思います。


歴史家のジュール・ミシュレによってつづられた、ジャンヌ・ダルクの一生を追った本です。最後の年表を確認することでジャンヌの死後に起こった出来事も確認できます。
1840年ごろに出版され、そして200年近く前に書かれた本だけにかなり凝った表現が多く、少し読みにくいなと思いました。


しかし、ジャンヌの壮絶な人生がまるで目の前で再現されているような感覚を覚えました。


百年以上続いた戦争から、敗色濃厚だったフランスを勝利に導いた人物として、フランス人は彼女をいイギリスに囚われた時も全力で救出すれば良かったものを、政治的な思惑から助けないでいる貴族をはじめ聖職者にジャンヌは失望したことでしょう。


fate/ zeroに登場した青髭ことジル・ド・レェ元帥も本の中で言及され、ジャンヌのそばで戦った人物の一人として言及されています。Fate/ Grand Orderのプロフィールで説明されていたとおりの人物だったらしく、この人物についても本も読んでみたいと思うようになりました。


ところで、イギリス異端審問には公平性や科学的根拠というものがほとんど無かったらしく、質疑の内容が「お前の前に現れたミカエルは服を着ていなかったか」「お前は本当に純潔なのか」など現代では考えられない内容で、この時代において一度魔女と疑われたら逃れようのない状況だったのだなと実感させられます。


ただ、彼女の死後からおよそ30年後、シャルル7世がジャンヌの名誉を回復させるための調査を命令、数年の後に彼女の名誉が回復されたことを宣言されたことが彼女の唯一の救いだったと言えるでしょうか。おそらく、彼女が文中で「私の唯一の使命、はオルレアンを開放しシャルル7世を王として据えることである」と言った事を考えても、彼女は使命を果たし、火刑が確定した際は取り乱したとはいえ、彼女の中の憂いはそれほどなかったのではないでしょうか。


ジャンヌはやく召喚されないかな。オルタでもいいよ。



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くりーぴーホワイト

Author:くりーぴーホワイト
外資系企業に就職したものの、上司の英語が全く理解できないため、英語吹き替えアニメで英語学習する方法を発案して実行中。読書メモも兼ねてなるべく頻繁に更新するよう努めている今日この頃。

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